第1回・コミュニティファーマシーフォーラム開催される

2014年5月25日(日)11:00〜17:00 スクワール麹町(東京・四ツ谷)にて一般社団法人 日本コミュニティーファーマシー協会 のフォーラムが開催されました。

この協会は今年度結成されたばかりです。記念すべき講演のトップバッターは永井恒司先生でした。

特別講演:演題 「医師が処方し薬剤師が調剤する」―医薬分業の主軸は処方監査である―

恒友会の皆様方はいろんな機会を通して、永井先生のご講演を聞かれていると思いますが、私は永井先生ご自身がスライドを使ってご講演される姿を拝見するのは今回が初めてでした。若輩者の私が評するのは大変おこがましいことであると思いますが、 永井先生の情熱に感銘しました。諺に、「病は気から」とありますが、伝える情熱がこれ程までに永井先生に活力を与えるのか・・・ と私は思いました。なぜなら、永井先生はしばらく療養生活をされておりました。講演の中でも今も薬を服用しながら、ご自身の身 体と向き合っているとおっしゃっていましたが、永井先生はとてもお元気そうでした。全身全霊、人生をかけて、完全分業を目指し、 提言されている永井先生のお姿に私は感服致しました。 日本人は目に見えないものでなければ評価しない民族性があります。 しかし、永井先生のご功績が日本を越え、世界で評価されている意味、真髄をもっと多くの日本の薬剤師の方々に知って頂き たいと思いました。

フォーラムでは永井先生のご講演の後、3名の素敵な女性薬剤師のご講演もありました。

一般社団法人 日本コミュニティファーマシー協会代表理事 吉岡ゆうこ先生

セントラフアポテーケ 開設者 アッセンハイマー慶子先生

有限会社フローラ 代表取締役 篠原久仁子先生

アッセンハイマー慶子先生はドイツ、篠原久仁子先生は茨城県で薬局を開設されています。私は「調剤薬局」が郵便局よりも 多い現実を見ながら、薬剤師の存在場所は地域にあると常日頃考え、伝えてきました。薬剤師の持つ社会的使命がどれだけ

重要か考えながらも、薬剤師に対する世間の目は厳しくなってきております。

 調剤薬局を考える時、一番重要となるのが"立地"と言われております。立地が処方箋枚数の多寡を左右し、医療機関のそ ばという立地の取り合いが薬局経営の根幹にある*1この常識に反していたのが、今回の講師である、アッセンハイマー慶子先生、 篠原久仁子先生でした。お二人は処方箋ではなく、薬剤師という職能・知識を地域の方に時間をおしまず提供されていました。 定期的な参加形式の講習会・勉強会によって、信頼を得て、地域から選ばれる薬局運営をされていました。これこそがまさに薬 剤師・医薬分業のあるべき姿と実感いたしました。

末尾になりますが、印象に残った篠原久仁子先生のご講演の言葉を以下、引用させて頂きます。

現在の調剤薬局パッシングに対して、 薬局が生き残るためにはまず、自分自身が生き残る薬剤師になりましょう。たくさんの人のためでなくていい、たった1人の患者さ んのためにでいい。たった1人の自分の担当の患者さんを見つけましょう。その患者さんのために自分が薬剤師としてどれだけ関 わることができるか。そんな一歩から初めて欲しい。 (「茨城県笠間市におけるコミュニティファーマシーの実践例」篠原久仁子先生ご講演内容より) 当日の雰囲気が少しでも伝わるように写真も添えましたのでご覧ください。 今回のような貴重な講演の機会を頂いた恒友会に感謝を込めて投稿。 2014年5月28日 有限会社 慶星 営業部長 本田顕子 *1月刊マーチャンダイジング2012年10月号から引用 他の写真はこちらから

↑ PAGE TOP